クレマチスの種類

クレマチスは、キンポウゲ、トリカブト、アネモネなども属するキンポウゲ科の植物で、花が大きく観賞価値の高い植物ですが、有毒植物が多い植物です。
クレマチスは、修景用のつる植物として人気があり、「蔓性植物の女王」とも呼ばれています。
クレマチスは、日本、中国、ヨーロッパ、ニュージーランド、アメリカ・テキサス州などの北半球に広く分布していて、原種だけで約300種類存在すると言われています。
日本産のクレマチスには、小型の白い花を多数着けるボタンヅルやセンニンソウがあり、釣り鐘型の花を少数着けるハンショウヅル、大柄の上向きに平らに開いた花をつけるカザグルマ等があります。
クレマチスは、カザグルマのように大柄の上向きに平らに開いた花をつけるものが鑑賞用に喜ばれ、人工交配品による種も作られて、日本や中国では大輪のクレマチスを鉢に仕立てて鑑賞されています。
ヨーロッパ原産種のクレマチスは、花が小さい事から、バラと組み合わせてオベリスクやアーチに絡めたり、ワイヤーで誘引し壁面を這わせる仕立て方が人気でイングリッシュガーデンの主役を飾る修景に用いられています。

クレマチスの育て方

クレマチスの鉢植えの際の用土は、赤玉土5:腐葉土3:バーミキュライト2の割合で混ぜ、乾燥を嫌う植物ですので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、水もちを良くするが大事です。
クレマチスの花が咲くまでは、液体肥料を1週間に1回与え、クレマチスの花が終わったら、固形に肥料を与えましょう。
クレマチスは日当たりをよく好み、日当たりの悪いところでは花つきも悪く株も丈夫に育ちませんので、日光に十分に当てる事が必要ですが、夏の直射日光には弱い為、日除けを施し、風通しを良くしてできるだけ涼しくなるようする事が大切です。
クレマチスの鉢植えは、クレマチスの鉢が根でいっぱいになってきたら植え替えの時期で、だいたい2年に1回ぐらいが植え替えの目安です。
クレマチスの植え替えは、葉っぱが無くなった12〜3月の間にする事が望ましいです。
クレマチスは、株分けの他、取り木、接ぎ木、挿し木などの方法でも殖やす事が出来ます。
クレマチスの株分けは2月頃、取り木は、5月〜8月頃、接ぎ木は2月頃に行う事が理想的で、挿し木は、新芽のクレマチスのツルを使用してパーライト挿して発根させます。
クレマチスをバランスよく花を咲かせるためには剪定作業も必要です。

クレマチス種テツセン

テッセンとは、クレマチスの別名と思われていますが、テッセンはクレマチス種の一つで中国の原産で、日本には江戸時代初期頃に来ました。
江戸時代には、クレマチス種テッセンの人気は高く、浮世絵に描かれたり、寺院の天井に書かれたり、着物の柄にも書かれていました。
クレマチス種テツセンの黒くて固い針金のような蔓に、鮮やかな花の色を見せるテッセンで、独特の茎の姿から和名では、鉄線とも呼ばれています。
クレマチス種テッセンの原種の特徴は、黄色味のかかった白い六弁の花のようにみえるガク片の中央に、おしべが多くあり、花糸と呼ばれる葯をささえる柄の部分は、扁平に変形して紫色をしていて、初夏に花咲きます。

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